はろけんの配当株投資

神戸で働く20代の株式投資ブログ。高配当株をメインに安定した第2の収入源作りを目指します。

銘柄入替|Helloキヤノン, Goodbye武田

これまで保有してきた

武田薬品工業を利益確定して、

キヤノンを新規購入しようと思います。

 

f:id:haroken:20191208132926p:plain

OUT:武田、IN:キヤノン

 

武田は、3600円以下で購入していたなら

配当利回りは5%以上だったということで

これまで保有してきました。

 

しかし現在、

株価は4385円まで上昇し、

利回り4.1%程度となっています。

 

ここで売却して、

9月の配当をGETしたのに加えて、

20%近い譲渡益も確定してしまおうと思います。

 

■(4502)武田薬品工業株式会社

f:id:haroken:20191208130927j:plain

 

 

一方で、

キヤノンの現在の株価は3070円で、

配当利回りは5.2%程度となっています。

(年間配当は160円)

 

2020年の予想EPS(1株当たりの利益)は、

164.5円となっており、

現在の業績予想では

利益のほぼ100%を配当に回すという

カツカツな状況です。

このあたりは武田と似ていますね。

 

それでも期待を寄せるのは、

研究開発が進んでいるAIを利用した画像処理の技術、

ラグビーワールドカップで力を発揮した

自由視点映像の技術など、

東京オリンピックに向けて

注目を集めそうな技術を有しているからです。

 

そして、

株価の5年チャートを見ても感じますが、

そろそろこのあたりで購入しても

危険は少ないのかなと考えています。

 

■(7751)キヤノン株式会社

f:id:haroken:20191208131729j:plain

 

ダウの犬投資法では、

株価が上昇して配当利回り

低下した銘柄は売却して、

株価が低迷して配当利回り

高い銘柄と入替することがあります。

 

今回はその入替候補として、

キヤノンを選びました。

 

いよいよ来年はオリンピック!

キヤノンの映像技術で盛り上がりたいですね。

 

過去最高値を記録したS&P500の積立を続けるべき?

2019年もあと1か月となりました。

米国株投資ではおなじみのS&P500指数は、

11月末時点で年初来+25%を記録しており、

過去最高値の水準に到達しています。

 

■S&P500 2019年のチャート

f:id:haroken:20191130214956j:plain

 

■S&P500 過去30年のチャート

f:id:haroken:20191130215608j:plain

 

S&P500に投資をしておけば、

平均7%のリターンが得られる

というようなことで、

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)など

指数連動の投信に積立投資をされている方も

増えてきたように思います。

 

ここで、

「さすがに高すぎるだろう」

「積立を休止した方が良いかな?」

といったことが頭をよぎる方も

多いのではないでしょうか。

 

そこで、

株価の割高や割安の代表的な指数である

PER(株価収益率)を見てみます。

S&P500のPERを見たことはありますでしょうか?

 

■S&P500のPER 過去30年のチャート

f:id:haroken:20191130220533j:plain

 

リーマンショックの影響で

一時的にPERが100倍を超えています。

ドットコムバブルの時には

PERは40倍程度の水準まで到達しています。

これらを考慮しても、

今のPER20倍近辺は決して割高とは言えません

 

来年2020年は、

1月末にブレグジット延期期限、

11月3日には米国大統領選挙、

といった大きなイベントが控えており

不確実性が高い1年になりそうです。

 

しかし、

IMFによる経済成長は以下の通り見込まれています。

先進国は減速すると言われていますが、

米国にはまだまだ安定した成長が期待されています

 

■2019年成長率

米国  2.6%

日本  0.9%

先進国 1.9%

 

■2020年成長率

米国  1.9%

日本  0.4%

先進国 1.7%

 

S&P500についても、

2019年のように年初来+25%といった期待は禁物ですが、

これまでの含み益が帳消しになるような

下落の可能性はどのくらい高いのか

を考えることで積立投資の継続に

自信を持つことができるではないでしょうか。

 

というわけで、私の意見としては、

S&P500の積立投資は継続することをおススメします

 

Make America Great Again!

です。

 

f:id:haroken:20191130223959j:plain

 

 

ダウの犬投資法|日米連合なら配当利回りは4.8%超に(2019年11月17日時点)

米国で有名になった「ダウの犬」投資法。

皆様はご存じでしょうか?

 

f:id:haroken:20191117160915p:plain

 

「ダウの犬」では、

時価総額が大きく、流動性も高い有力な企業の中から

配当が高い順に10社選んで投資資金を均等配分します。

 

そして、1年ごとに同じ方法で、

配当が高い順に投資し直すことで

優秀なパフォーマンスを誇ったという投資法です。

 

米国では、NYダウ採用の30社から選んだことから、

日本では、TOPIX core30 の中から選び、

この投資法を応用したものがよく紹介されています。

 

この投資法でピックアップされる企業は、

国の主要企業であるにも関わらず、

何らかの問題を抱えて売られているものばかりです。

 

しかし、

有力な企業は配当金の水準を維持する体力があるため、

株価が下がると配当利回りが高くなる傾向があります。

 

配当目当ての投資資金が流入し株価が底堅くなる上、

大手有力企業は様々な英知を結集できるため、

これまで抱えていた問題が解決に近づいたとき、

株価は見直され上昇していく可能性も秘めています。

 

そこで、

日米それぞれで「ダウの犬」投資をしようとすると

どのような企業が該当するのか調べてみました。

 

◆お品書き

 

■NYダウの配当利回り上位10社:

NO 社名 通貨 株価 株価
(円貨)
配当
利回り
1 AT&T USD 39.50 4,266 5.16%
2 エクソンモービル USD 69.19 7,473 5.03%
3 IBM USD 134.40 14,515 4.82%
4 ベライゾン
コミュニケーションズ
USD 59.51 6,427 4.13%
5 シェブロン USD 120.64 13,029 3.95%
6 ファイザー USD 37.28 4,026 3.86%
7 HPインク USD 20.18 2,179 3.49%
8 スリーエム USD 171.88 18,563 3.35%
9 シスコシステムズ USD 45.09 4,870 3.10%
10 コカ・コーラ USD 52.67 5,688 3.04%

※1ドル108円で計算

 

TOPIX core30の配当利回り上位10社:

NO 社名 株価 配当
利回り
1 日本たばこ産業 2,482 6.20%
2 キヤノン 3,016 5.30%
3 日本郵政 1,054 4.74%
4 三菱商事 2,858 4.61%
5 三井住友フィナンシャルG 3,987 4.51%
6 みずほフィナンシャルG 170.8 4.39%
7 三菱UFJフィナンシャルG 582.5 4.29%
8 三井物産 1,929 4.14%
9 武田薬品 4,456 4.03%
10 NTTドコモ 2,975.50 4.03%

 

■10万円ずつ(計100万円)投資した場合:

米国・・・配当金/39,938円、配当利回り/3.99%

日本・・・配当金/46,240円、配当利回り/4.62%

 

従来は日本株に小額投資は難しかったですが、

ネオモバイル証券などの登場により、

単元未満株の投資が容易にできるようになりました。

 

■日米連合を作った場合:

さらに、やや好戦的に

配当利回り上位10社ではなく、

より売り込まれていて、より配当利回りが高い、

上位5社を日米からピックアップして、

ポートフォリオを作るとどうなるか調べてみました。

 

NO 社名 通貨 株価 配当
利回り
1 日本たばこ産業 2,482 6.20%
2 キヤノン 3,016 5.30%
3 AT&T USD 39.50 5.16%
4 エクソンモービル USD 69.19 5.03%
5 IBM USD 134.40 4.82%
6 日本郵政 1,054 4.74%
7 三菱商事 2,858 4.61%
8 三井住友フィナンシャルG 3,987 4.51%
9 ベライゾン・コミュニケーションズ USD 59.51 4.13%
10 シェブロン USD 120.64 3.95%

 

10万円ずつ(計100万円)投資した場合は、

配当金/約48,452円、配当利回り/約4.85%

となりました。( ※1ドル108円で計算)

 

■改めて比較(投資予算100万円の場合)

米10社・・・配当金/39,938円、配当利回り/3.99%

日10社・・・配当金/46,240円、配当利回り/4.62%

日米5社・・・配当金/約48,452円、配当利回り/約4.85%

 

ダウの犬投資法は広く知れ渡っているため、

パフォーマンスは落ちてくるとの見方もあります。

 

それであれば、

米国株投資のハードルが下がってきた背景を利用して、

日米を混ぜてみるとどうなるだろう?

という発想でリサーチしてみました。

 

信託報酬が安くて、日米に投資できるような

投資信託ETFはほとんどありません。

 

売買手数料も下がってきていますので、

ファンドをDIYしてみるのはいかがでしょうか。