<決算間近>高配当の日産自動車をいつ買い戻す?
11月12日(火)は
(7201)日産自動車 の中間決算です。
日産は高配当銘柄のひとつで、
いつかは復活してくれるという期待があり
買戻しのチャンスを伺っている
という方も多いのではないでしょうか。
11月7日(木)には
(7203)トヨタ自動車 が
中間決算で過去最高益を発表しました。
同じ自動車セクターで
かつグローバル企業として
日産の中間決算にも注目したいところです。
日産の現在の配当利回りは4.92%です。
(株価710円、配当金3,500円)
8月に最安値635.1円を付けた後、
11月8日終値で710.0円(約+11.8%)まで
株価が回復しています。
昨年からの下落を考えると
「相当の悪材料は織り込まれている」、
「下値余地は限定的」、
と考えられる株価水準ではないでしょうか。
割安度についての参考ですが、
トヨタとPBRを比較すると以下の通りになります。
・トヨタ自動車 PBR1.15
・日産自動車 PBR0.52
先日まで開催されていました
東京モーターショーの主役は
日産が得意とする「電気自動車(EV)」でした。
マツダは初の量産型EVとして
SUVタイプの「MX-30」を公開。
ホンダからもコンパクトタイプのEVとして
「ホンダe」を公開。
そして、
日産からは軽自動車タイプのEVとして「IMk」、
加えて、
世界のEV販売台数ランキング3位の「リーフ」に続く
新モデル「アリア コンセプト」を公開しました。
(出所)
ニッサン アリア コンセプト は、日産を再定義する電動SUV…東京モーターショー2019[詳細画像]
https://response.jp/article/2019/10/28/328093.html
EVランキング1位のテスラ、2位の北京汽車を
日産はこの次のモデルで
追い抜いてくれるのではないでしょうか。
このように、
注目を集めている電気自動車という分野の中では
トヨタよりも日産に競争力があると言えます。
日産は中間決算で
どのような業績を公表するのか分かりませんし、
また減配になるかもしれません。
ただ、
日産が持つ電気自動車の開発力や世界的な知名度、
依然高い配当利回りやPBRの低さなどから
今後の動向には注目です。
この12日の中間決算は、
買戻しの判断ポイントになるでしょう。
やっちゃえNISSAN!