利回り4%以上の配当株スクリーニング(9月28日時点)
日経平均が一時22000円台を回復し、
日本株はやや上昇トレンドが続いています。
配当株投資としては、
利回りが低下するため退屈な相場ですが、
次の下落に備えて買いの候補を
改めてチェックしてみたいと思います。
今回のスクリーニングの条件は
以下のように設定しました。
1.配当利回り4%以上
2.予想配当利回り4%以上
3.時価総額5000億円以上
これまでは、
時価総額1~2兆円以上の大企業を中心に
条件設定することが多かったのですが
今回はやや広く見てみることにしました。
表は、予想配当利回りが高い順に
並び替えられています。
赤枠は予想配当利回りが5%以上、
橙枠は予想配当利回りが4.5%以上、
というグループに色分けしました。
◆ちょっと一言
(2914)日本たばこ産業
やはり、配当利回りは圧倒的です。
株価下落が落ち着いたタイミングで
買いたいところですがその見極めが難しいですね。
(8053)住友商事
記念配当があるため、
一時的に高配当が予想されています。
配当落ちの株価下落を考えると
買いは慎重に行きたいところだと思います。
(6178)日本郵政
保有比率は57%あるため、
政府保有比率の下限値である33%程度まで
売り出される予定となっていますので
注意が必要です。
◆気になる銘柄
(7751)キヤノン
(8316)三井住友FG
(4188)三菱ケミカルHLDG
(8591)オリックス
すでに保有していますが、
押し目があればもう少し
買い増したいと思っています。
個人的には、
キヤノンの画像処理に関する技術開発には
将来性を感じています。
あまり将来性に魅力を感じないのですが、
セクター分散として銀行や化学、
三井住友FGや三菱ケミカルHLDG
といった銘柄もチェック候補に
入れておきたいと考えています。
時価総額の条件を緩くして
広く見てみましたが、
配当株投資という観点からすると、
減配やセクターのリスクから
結局、今のところは大企業ばかりに
私は魅力を感じてしまいます。
株式投資を考えるうえでは、
米国株のS&P500などもありますので、
自分は今、
無理に日本株に投資しようとしていないか?
という疑問を持つことを大切にしています。
皆さんの銘柄選びの参考となれば幸いです。
(※投資は自己責任です)