はろけんの配当株投資

神戸で働く20代の株式投資ブログ。高配当株をメインに安定した第2の収入源作りを目指します。

米国株と組み合わせたい日本の老舗株

米国株と組み合わせたいシリーズ第2弾です。

より安定的に配当株投資を行うには、

国も分散させたいですよね。

 

米国株一択の方がトータルリターンは大きい、

という意見もあるようですが、

時間軸の切り取り方次第では

その限りではありません。

 

リスク分散をする上でJ-REITに続き推奨したいのが

日本特有の業態ともいえる老舗企業への投資です。

 

haroken.hateblo.jp

 

 

その業態とは、

Trading Company

つまり「商社」です。



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しかし、注意点としては、

「総合商社」(General Trading Company)以外は

配当株投資には向かない危険性があるという点です。

 

現代の総合商社は、

Tradingだけではやっていけなくなった不況時代を

事業投資によって乗り越えてきました。

 

つまり、総合商社は財力やノウハウなどを活かして

従来のTrading Companyとしてではなく、

Business Investment Companyへと

変貌を遂げることに成功したのです。

 

言い換えると、

事業投資による成長が見込めなければ、

配当目的で商社に投資するのはダメ!

ということです。

 

例えば、

証券会社のページで商社を物色して

配当利回り順に並び替えると

こんな感じで出てきます。

 

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配当利回りが5%を超えている

上位の 双日 や 丸紅 あたりを

買いたくなりませんでしょうか。

 

では、

これにあと3つ条件を加えてみます。

 

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時価総額ROE

そして売上高成長率を追加してみました。

 

どの会社もROE10%以上とまあまあ良好ですが、

過去3年間できちんと営業活動を拡大できたか、

という視点を入れると差が歴然とします。

 

あとは時価総額配当利回りを参考に、

投資予算の配分を決めて、

複数の会社に分散投資すると良いでしょう。

 

ちなみに私であれば、

伊藤忠商事三菱商事三井物産 を選びます。

 

米国株との組み合わせ(リスクヘッジ)に

グローバルに事業投資を手掛ける

日本特有の老舗株はいかがでしょうか。

 

  

☆ちなみに☆

伊藤忠商事は、創業1949年

三菱商事は、創業1950年

三井物産は、創業1947年

でした!

  

商社〈2020年度版〉 (産業と会社研究シリーズ)

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