はろけんの配当株投資

神戸で働く20代の株式投資ブログ。高配当株をメインに安定した第2の収入源作りを目指します。

【謹賀新年】2020年、日本株・米国株ほしいものリスト

明けましておめでとうございます。

ついに2020年となりました。

本年もよろしくお願いいたします。

 

今年は、 

ブレグジット東京五輪、米国大統領選など

穏やかには過ごせない1年になりそうだと

感じています。

 

2019年は、

J-REITの値上がりのおかげで

たまたま想定以上のリターンを得ることができたと

まずは自戒したいと思います。

 

私のような、

「しがない兼業投資家レベルの目利きでは

個別株の売買でリターンを得られるわけがない」

という考えのもと

今年も「ダウの犬投資」をベースに

REITや商社など投資先に分散が利いた銘柄に投資しつつ、

ポートフォリオのお手入れをしていきたいと思います。

 

現在、時価総額の高い高配当銘柄でよく知られている

三井物産三菱商事オリックスなどを保有しています。

これらは売買益目的ではありませんので継続保有です。

 

米国株で継続保有しているものとしては

SPYDとMO、BTIなどがあります。

 

ポートフォリオに高配当株が組み込まれている状態で、

さらにお手入れとして”追肥”したいなと考えているものを

雑記したいと思います。

 

◆お品書き

 

日本株

◎物流施設
・3281 GLP投資法人 分配金利回り3.83%
・3487 CREロジスティクスファンド投資法人 分配金利回り4.50%

→再び、J-REITです。Amazonの他に楽天やYahooなどEC勢のポイント還元祭りがかつてないほどに盛り上がっています。メルカリなどのネットフリマ文化の浸透も物流取扱量を押し上げることで、物流施設需要は堅調であると期待しています。この2銘柄を組み合わせて、配当利回り4%キープを目安にしたいです。

 

◎インバウンド

・8963 インヴィンシブル投資法人 分配金利回り5.71%

 →これもJ-REITです。今年前半はオリンピック特需もあり、ホテル稼働率はピークを迎えると想定されます。ホテル系のインヴィンシブルは前半・後半に分けるつもりで、割り切って注目したいと思います。予想分配金が維持されて株価が下がる(利回り上昇)場面が年の後半にあるなら、買い増しを検討するというくらいのスタンスで、少し組み入れておきたいと考えています。

 

 <米国株>

 ◎全米投資

楽天VTI

→米国の中長期的な成長に期待して、楽天VTIを「つみたてNISA」+「積立投信」で今年も継続して積み立てていきたいと思います。積立の決済に楽天カードを使えば楽天ポイントがもらえますので、1%の余力が追加される鉄板の投資ですね。

 

◎ダウの犬

・SPYD

→このETFを使って、米国の高配当株に広く投資しています。ETFなので売買の自由度が高く、勝手にリバランスしてくれるのでとても便利です。現在も保有していますが、株価が下がって利回りが改善した際は、追加投資できるように現金を残しています。

 

REIT版ダウの犬

・SRET

→ゆーたんさんのブログを読んでほしいなと思ったのが、高利回りのREITを詰め込んだSRETです。ブログの結論的には、購入推奨ではないのですが、ポートフォリオに少し組み入れるくらいなら面白いと思います。トータルリターンで比較した際、S&P500に劣らないという結果も興味深いです。 

ゆーたん@東大卒のセミリタイア物語♪
【SRET】~利回り7%超!高分配(高配当)に特化したREITを集めたETF♪~https://yutan-investment.com/?p=4645

 

◎新興事業開発投資

・ARCC

→BDC(Business Development Company)に分類される投資会社です。BDCは、様々な新興企業や新興事業に投資しており、また利益の90%以上を配当に回すことで法人所得税免除を受けられるというREITと似た性質を持っています。そのBDCの代表格がARCCです。全米の上場企業に投資し、不動産(REIT)に投資し、あとは非上場だ!ということで、少し組み入れたいなと考えています。もちろん、8~9%という高配当なのでウォッチしています。

 

<まとめ:ほしいものリスト>

・3281 GLP投資法人

・3487 CREロジスティクスファンド投資法人

・8963 インヴィンシブル投資法人

楽天VTI(全米)

・SPYD(ダウの犬)

・SRET(REIT版ダウの犬)

・ARCC(新興事業開発投資)

 

分かってもらえる人にだけ分かってもらえればいいという

雑なメモですが今はこんな感じで考えています。

ひとつでもいいなと思えるものが見つかったなら幸いです。

 

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配当&優待株の(8905)イオンモールで間接的にアセアン投資

それなりの配当とイオンギフトカードが貰える

(8905)イオンモール

優待株投資家には人気の銘柄です。

 

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■12月20日時点の銘柄情報

(8905)イオンモール

株価:1937円

1株あたり配当:40円

配当利回り:2.06%

100株優待:3000円のイオンギフトカード

配当+優待利回り:3.61%

 

インカム目的だと少し物足りないうえ、

国内ではモール型商業施設に物珍しさは無くなり、

もう市場に成長余地はないと考え、

これまで監視対象からは外していました。

  

ところが、

ふと年初来高値を記録した銘柄一覧を眺めていたところ、

イオンモールの名前があったため、

調べてみると中国・アセアン投資に力を入れており、

それが実を結び始めているということがわかりました。

 

イオンモールの6か月チャート

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2020年2月期 第2四半期決算短信によると、

中国・アセアンにおいては、ドミナント出店の進展に伴うブランディングメリットの享受が進み、営業収益が241億5千9百万円(対前年同期比111.7%)と伸長し、営業利益は43億5千2百万円(同1,333.9%)となりました。海外事業は、当第2四半期連結累計期間末で28モール体制となり、高い売上成長に比例して、営業収益、営業利益が伸長しています。新規出店に加え、既存モールにおける専門店入替によるリニューアルや計画的な増床、ジャパンクオリティでのモールオペレーション等の競争力強化による集客力向上に向けた取り組みにより、今後も高い利益成長を見込んでいます。

と報告されています。

 

ちなみに、

この決算短信のセグメント別報告では、

中国、アセアン、日本の順で記載されていることからも

期待の高さが伺えます。 

 

 ■中国でのイオンモール一覧

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■アセアンでのイオンモール一覧

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個人的には、アセアンへの展開の中でも

ベトナムへの進出強化に期待しています。

 

すでに、

全9モール中5モールがベトナムで展開されており、

ドミナント展開が加速しています。

  

日本式のショッピングモールは

親日ベトナム人の価値観に

フィットしているのだと思います。

 

今後成長が期待されるベトナム

あのイオンの看板をあちこちで見かけるようになる、

そんな日が来るのも近いかもしれません。

(観光として少し残念なことですが・・・)

 

詳しいベトナムの魅力については、

おけいどんさんのブログをご覧になるのが良いと思います。

 

okeydon.hatenablog.com

 

売買手数料や為替手数料であったり、

為替の変動リスクであったり、

現地の株式市場に対する文化であったり、

何かとハードルが高いのがアセアン投資です。

(過去にマレーシア投資で少し失敗しました・・・)

 

年初来高値圏で推移する日本ですが、

相場の雰囲気に踊らされず、

きちんと海外戦略を有している企業を見つけて、

間接的にでもアセアンへの投資を増やしておきたい

なと考えています。

 

今後も株式投資をする上で、

「どこに投資しているか?」から

「"投資先は"どこに投資しているか?」へと

もう一歩踏み込んで考えることを

心がけていきたいと思います。

 

イオンモールで間接的に「アセアン投資」を増やす、

もとい、"アセアンの不動産への投資"を増やす、

というアイディアはいかがでしょうか?