はろけんの配当株投資

神戸で働く20代の株式投資ブログ。高配当株をメインに安定した第2の収入源作りを目指します。

配当&優待株の(8905)イオンモールで間接的にアセアン投資

それなりの配当とイオンギフトカードが貰える

(8905)イオンモール

優待株投資家には人気の銘柄です。

 

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■12月20日時点の銘柄情報

(8905)イオンモール

株価:1937円

1株あたり配当:40円

配当利回り:2.06%

100株優待:3000円のイオンギフトカード

配当+優待利回り:3.61%

 

インカム目的だと少し物足りないうえ、

国内ではモール型商業施設に物珍しさは無くなり、

もう市場に成長余地はないと考え、

これまで監視対象からは外していました。

  

ところが、

ふと年初来高値を記録した銘柄一覧を眺めていたところ、

イオンモールの名前があったため、

調べてみると中国・アセアン投資に力を入れており、

それが実を結び始めているということがわかりました。

 

イオンモールの6か月チャート

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2020年2月期 第2四半期決算短信によると、

中国・アセアンにおいては、ドミナント出店の進展に伴うブランディングメリットの享受が進み、営業収益が241億5千9百万円(対前年同期比111.7%)と伸長し、営業利益は43億5千2百万円(同1,333.9%)となりました。海外事業は、当第2四半期連結累計期間末で28モール体制となり、高い売上成長に比例して、営業収益、営業利益が伸長しています。新規出店に加え、既存モールにおける専門店入替によるリニューアルや計画的な増床、ジャパンクオリティでのモールオペレーション等の競争力強化による集客力向上に向けた取り組みにより、今後も高い利益成長を見込んでいます。

と報告されています。

 

ちなみに、

この決算短信のセグメント別報告では、

中国、アセアン、日本の順で記載されていることからも

期待の高さが伺えます。 

 

 ■中国でのイオンモール一覧

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■アセアンでのイオンモール一覧

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個人的には、アセアンへの展開の中でも

ベトナムへの進出強化に期待しています。

 

すでに、

全9モール中5モールがベトナムで展開されており、

ドミナント展開が加速しています。

  

日本式のショッピングモールは

親日ベトナム人の価値観に

フィットしているのだと思います。

 

今後成長が期待されるベトナム

あのイオンの看板をあちこちで見かけるようになる、

そんな日が来るのも近いかもしれません。

(観光として少し残念なことですが・・・)

 

詳しいベトナムの魅力については、

おけいどんさんのブログをご覧になるのが良いと思います。

 

okeydon.hatenablog.com

 

売買手数料や為替手数料であったり、

為替の変動リスクであったり、

現地の株式市場に対する文化であったり、

何かとハードルが高いのがアセアン投資です。

(過去にマレーシア投資で少し失敗しました・・・)

 

年初来高値圏で推移する日本ですが、

相場の雰囲気に踊らされず、

きちんと海外戦略を有している企業を見つけて、

間接的にでもアセアンへの投資を増やしておきたい

なと考えています。

 

今後も株式投資をする上で、

「どこに投資しているか?」から

「"投資先は"どこに投資しているか?」へと

もう一歩踏み込んで考えることを

心がけていきたいと思います。

 

イオンモールで間接的に「アセアン投資」を増やす、

もとい、"アセアンの不動産への投資"を増やす、

というアイディアはいかがでしょうか?

銘柄入替|Helloキヤノン, Goodbye武田

これまで保有してきた

武田薬品工業を利益確定して、

キヤノンを新規購入しようと思います。

 

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OUT:武田、IN:キヤノン

 

武田は、3600円以下で購入していたなら

配当利回りは5%以上だったということで

これまで保有してきました。

 

しかし現在、

株価は4385円まで上昇し、

利回り4.1%程度となっています。

 

ここで売却して、

9月の配当をGETしたのに加えて、

20%近い譲渡益も確定してしまおうと思います。

 

■(4502)武田薬品工業株式会社

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一方で、

キヤノンの現在の株価は3070円で、

配当利回りは5.2%程度となっています。

(年間配当は160円)

 

2020年の予想EPS(1株当たりの利益)は、

164.5円となっており、

現在の業績予想では

利益のほぼ100%を配当に回すという

カツカツな状況です。

このあたりは武田と似ていますね。

 

それでも期待を寄せるのは、

研究開発が進んでいるAIを利用した画像処理の技術、

ラグビーワールドカップで力を発揮した

自由視点映像の技術など、

東京オリンピックに向けて

注目を集めそうな技術を有しているからです。

 

そして、

株価の5年チャートを見ても感じますが、

そろそろこのあたりで購入しても

危険は少ないのかなと考えています。

 

■(7751)キヤノン株式会社

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ダウの犬投資法では、

株価が上昇して配当利回り

低下した銘柄は売却して、

株価が低迷して配当利回り

高い銘柄と入替することがあります。

 

今回はその入替候補として、

キヤノンを選びました。

 

いよいよ来年はオリンピック!

キヤノンの映像技術で盛り上がりたいですね。

 

過去最高値を記録したS&P500の積立を続けるべき?

2019年もあと1か月となりました。

米国株投資ではおなじみのS&P500指数は、

11月末時点で年初来+25%を記録しており、

過去最高値の水準に到達しています。

 

■S&P500 2019年のチャート

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■S&P500 過去30年のチャート

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S&P500に投資をしておけば、

平均7%のリターンが得られる

というようなことで、

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)など

指数連動の投信に積立投資をされている方も

増えてきたように思います。

 

ここで、

「さすがに高すぎるだろう」

「積立を休止した方が良いかな?」

といったことが頭をよぎる方も

多いのではないでしょうか。

 

そこで、

株価の割高や割安の代表的な指数である

PER(株価収益率)を見てみます。

S&P500のPERを見たことはありますでしょうか?

 

■S&P500のPER 過去30年のチャート

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リーマンショックの影響で

一時的にPERが100倍を超えています。

ドットコムバブルの時には

PERは40倍程度の水準まで到達しています。

これらを考慮しても、

今のPER20倍近辺は決して割高とは言えません

 

来年2020年は、

1月末にブレグジット延期期限、

11月3日には米国大統領選挙、

といった大きなイベントが控えており

不確実性が高い1年になりそうです。

 

しかし、

IMFによる経済成長は以下の通り見込まれています。

先進国は減速すると言われていますが、

米国にはまだまだ安定した成長が期待されています

 

■2019年成長率

米国  2.6%

日本  0.9%

先進国 1.9%

 

■2020年成長率

米国  1.9%

日本  0.4%

先進国 1.7%

 

S&P500についても、

2019年のように年初来+25%といった期待は禁物ですが、

これまでの含み益が帳消しになるような

下落の可能性はどのくらい高いのか

を考えることで積立投資の継続に

自信を持つことができるではないでしょうか。

 

というわけで、私の意見としては、

S&P500の積立投資は継続することをおススメします

 

Make America Great Again!

です。

 

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